鼻の基礎知識

鼻の仕組みと働き

鼻の構造について説明します。鼻は「外鼻(顔のほぼ中央にある突起)」「鼻腔」「副鼻腔」という部分からなっています。鼻腔は鼻の穴の中、鼻孔(鼻腔の入口)~咽頭までの空気の通路を指します。


内面は粘膜と鼻毛で覆われ、ほこりや細菌が入らないようにしている。また、嗅覚器を備えています。副鼻腔は鼻腔を取り囲むように存在している4つの空洞(上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞)をいいます。


上顎の上にあって目の下にあるのが上顎洞、目の間にあるのが篩骨洞、額にあるのが前頭洞、そして蝶形骨洞は篩骨洞の奥に位置しています。副鼻腔も鼻腔同様、内面は粘膜と線毛で覆われています。外界の空気は外鼻から鼻腔、そして副鼻腔を通り、私たちの体内に吸い込まれていきます。


しかし、空気にはほこりや細菌、ウィルスなど様々な異物が混入されています。鼻はこれらを取り除く働きをしています。ただ、息をしたり、匂いをかいだりするだけではないのです。まず、鼻腔に生えている鼻毛で大きな異物をキャッチします。


鼻腔で捕えられなかった異物は、鼻腔の奥へ入っていきますが、ここでも異物をキャッチするための機構(「鼻甲介」という)があるのです。さらに、副鼻腔でも異物をキャッチする構造となっているのです。このように、体内に異物を混入させない仕組みとなっていますが、それでも捕えられなかった異物はのど(咽頭)に運ばれるのです。これが、風邪やインフルエンザなどの病気を起こすのです。