鼻の基礎知識

動物の鼻

人間を含む動物の鼻は生活環境に適合し、生きていく上で必要な機能を備えています。ここではそれぞれの動物の鼻について見てみましょう。まず、犬の嗅覚は、人間の約100倍の感度があると言われています。同時に、高い聴力を備えています。


これらの高い能力は獲物を捕獲する上で必要な機能であり、人間界でも様々な事に利用(人のサポート)されているのです。警察のサポートをする警察犬、目の見えない人の足となる盲導犬、災害時の災害救助犬、狩りで獲物を捕獲する狩猟犬などが様々なところで、人のサポートをしてくれています。


猫の嗅覚は、人間の1万~10万倍の感度があると言われています。感度では犬より優れていますが、人間のサポートとして活躍している猫は聞いたことがありません。それは、獲物を目で見て、鼻で(最終的な)確認して捕えるということです。


つまり、犬のように遠くの物を探し出すということには向いていないのです。その他の動物として、ゾウは特徴ある長い鼻をしています。匂いをかぐためだけでなく、手の変わりに食べ物を掴むために備わっています。鼻が短いと巨体をかがめないと食事ができず、体に大きな負担がかかります。これも生きていく上で必要な機能なのです。


また、イノシシやブタの鼻も特徴ある形をしています。大きな鼻をしています。これらは、土中の獲物(ミミズ・昆虫の幼虫・植物の根など)を探しだし、地面を掘り起こすために備わっているのです。食事するために無くてはならないものなのです。