鼻の症状

鼻づまり

鼻づまりは、様々な病気から表れる症状で、一般的には鼻の空気の通りが妨げられるために起こります。その原因となる病気には、鼻風邪(=急性鼻炎)、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎などの鼻炎があります。


これらの病気では、主に下鼻甲介(かびこうかい)の鼻粘膜に炎症が起きるために、鼻粘膜が腫れて空気の通りが妨げられるからです。下鼻甲介は、鼻甲介の1つで、鼻腔内の最も下に位置しており、異物をキャッチするための働きをしています。(「鼻の仕組みと働き」を参照のこと)


また、慢性副鼻腔炎のように鼻水の分泌が多い場合にも鼻づまりが起きます。これは多量の鼻水で空気の通りがふさがれるために鼻づまりとなるのです。その他、鼻中隔彎曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)が原因で鼻づまりとなる場合もあります。これは、鼻の内部を左右に分けている仕切り(鼻中隔)が彎曲し、狭められている鼻腔に鼻づまりが起きます。子供の場合ですとアデノイド増産症が原因の場合もあります。アデノイドとは、鼻と咽の間にあるリンパ組織のことで、これが大きくなることにより鼻から喉への空気の流れが遮断されます。


そして、ごく稀ですが、鼻の腫瘍が原因で鼻づまりとなることもあり、最も注意しなければならないのです。なかなか自己診断は難しいのですが、鼻の腫瘍の場合は鼻血などの症状も一緒に出ることが多いです。当然ながら一刻も早い処置が必要です。


鼻づまりは鼻血と同様、病気を知らせるシグナルです。なかなか治らなかったり、不安を感じたら医療機関(まず耳鼻咽喉科)で検査を受けることをお勧めします。