鼻の症状

鼻水

鼻水は、ほこりや細菌などの異物が鼻の粘膜の中に侵入した際、体外に排出しょうとして生じる生理現象(生体防御反尿)なのです。つまり、肥満細胞からヒスタミンという化学伝達物質が過剰に分泌されそれが、知覚神経を刺激して知覚中枢へと伝わり、副交感神経によって鼻水は出るのです。


そして、鼻水は、(鼻血と同様)様々な病気の症状として捉えることができます。一言に「鼻水」といってもその出方は多種多様であり、以下に代表的な鼻水症状について説明します。鼻水のことを「鼻汁」(びじゅう)と言うこともあります。


例えば、鼻風邪(=急性鼻炎)やアレルギー性鼻炎などの場合は、水のようなサラサラした鼻水が出まることが多いのです。これらはくしゃみを一緒に伴うことが多いです。慢性鼻炎では、もっと粘り気のある鼻水が出るようになるというのです。急性副鼻腔炎や慢性副鼻腔炎では、副鼻腔に炎症が起き、化膿しているため、膿(うみ)のような黄色い鼻水が出ることがあります。


また、悪臭を伴うような鼻水がでた場合は要注意です。慢性副鼻腔炎の可能性もありますが、鼻腔や副鼻腔に腫瘍ができていることも考えられるからです。鼻の腫瘍では鼻血も見られます。


このように、鼻水といってもその原因は、単なる風邪だけではないのです。背後に様々な病気が潜んでいるのです。逆に言えば、鼻水の状態からある程度の病気診断ができるのです。鼻水も鼻血と同様、病気の発症を知らせるシグナルなのです。風邪でもないのにこうした症状が続くのであれば、要注意です。医師の診断を受けるようにお勧めします。